提供:国土交通省三重河川国道事務所
平成16年は、実に10個もの台風が日本に上陸し、災害が多発した年でした。その内、9月から10月にかけて立て続けに上陸した台風21号・22号・23号は、それぞれ三重・静岡・岐阜県を中心に被害を与えるなど、深刻な事態となりました。
台風21号の接近にともなって、三重県南部を中心とした各地域では、9月の月間降雨量をはるかに超える観測史上最多の雨量を記録しました。宮川村(現・大台町)では、9月の一ヶ月平均値620mmを上回る753mmの雨が降るとともに、宮川観測史上最大となる時間最大雨量119mmを記録。6件の土石流を始めとして、地すべりや崖崩れの計10件の災害が発生し、6名の死亡者が出るなど最悪の事態となりました。 |
船津川(三重県紀北町) 提供:三重県 |
●総雨量分布
気象庁 |
●台風経路図
(位置は3時間毎) |
●宮川の出水状況
※警戒水位等は、当時の対象水位を示す。 |
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●出水状況
宮川4.9km近鉄宮川橋梁付近(三重県伊勢市小俣町) |
●現 況
三重県伊勢市辻久留 |
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●出水状況
船津川(三重県紀北町海山区) 提供:三重県 |
●現 況
船津川(三重県紀北町海山区) 提供:三重県 |
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●災害状況
三重県宮川村滝谷地区 提供:三重県 |
●現 況
三重県宮川村滝谷地区 |
提供:国土交通省三重河川国道事務所 |