提供:国土交通省東北地方整備局
震源は三陸沖(牡鹿半島の東南東130km付近)、深さ24km、マグニチュード9.0の国内観測史上最大となり、最大震度7(宮城県栗原市)が観測され、この地震により大津波が発生し、浸水区域面積が535km2にもおよび、太平洋沿岸に壊滅的な被害となりました。
2011年3月11日14時46分、宮城県牡鹿半島の東南東約130kmの海底を震源として発生した東北地方太平洋沖地震は、日本における観測史上最大のマグニチュード(Mw)9.0を記録し、震源域は岩手県沖から茨城県沖までの南北約450km、東西約150kmの広範囲に及びました。この地震により、場所によっては波高10m以上の大津波が発生し、東北地方の沿岸部に壊滅的な被害となりました。
津波以外にも、液状化現象、地盤沈下などによって、東北と関東の広大な範囲で被害が発生し、空港、道路、鉄道、港湾などのライフラインも壊滅的な被害となりました。2013年9月1日時点で、震災による死者・行方不明者は2万人を超え、建築物の全壊・半壊は合わせて約40万戸に上っています。現在(平成25年8月12日)でも、岩手県・宮城県・福島県から他県への避難者数は6万人を超えています。
東日本大震災の津波による広域的被害状況(南三陸町)
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●震度分布図
3月30日発表 |
※ | 被災状況には、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の余震による被害のほか、平成23年3月11日以降に発生した余震域外の地震による被害の区別が不可能なものを含む。 |
※ | 不明箇所については、現時点で調査しているものも含む。 |
※ | 福島県の死者・行方不明者数については、他県の計上方法と異なるため、可能な範囲において重複計上や計上漏れを排除し、一部他県との整合を図り計上し直したもの。よって、消防庁と福島県の公表数に違いがある。 |
仙台塩竃港の津波被害状況 |
北上川河口新北上大橋の津波被害状況(宮城県) |
石巻市北上川河口付近の津波被害状況 提供:(一社)東北地域づくり協会
七ヶ浜町の津波被害の状況(宮城県)
提供:国土交通省東北地方整備局 |