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御嶽山噴火 平成26年(2014)9月27日

提供:国土交通省中部地方整備局

9月27日11時52分頃、長野県と岐阜県の県境にある御嶽山で噴火が発生しました。紅葉の季節であったことも重なり、噴火による災害としては戦後最悪の被害となりました。

災害の概要

9月27日11時52分頃、御嶽山で水蒸気噴火が発生。噴火による災害としては戦後最悪の被害者数。

 9月27日11時52分頃、御嶽山(標高3067m)で水蒸気噴火が発生しました。紅葉の季節を迎えた土曜日であったことなどから、多くの登山者が山頂付近に滞在しており、多くの方が被害に遭われました。
 登山者が巻き込まれた噴火による災害としては、43人が犠牲となった平成3年雲仙普賢岳以来の戦後最悪の被害(死者57人、行方不明6人)となりました。

御嶽山現地ヘリ状況写真【御嶽 南西から撮影】 〈調査日時:平成26年9月27日15:20~17:30〉

●御嶽山 過去の主な火山活動(噴火)

気象庁

年 代 現 象 活動経過・被害状況等
1979年
(昭和54年)
中規模:
水蒸気噴火
10月28日早朝。火砕物降下。噴火場所は剣ヶ峰(主峰)南斜面小火口群。前橋付近まで降灰。山麓で農作物被害。
1991年
(平成3年)
ごく小規模:
水蒸気噴火
5月13~16日の間。
噴火場所は1979年第7噴火口。
4月20日山体直下で地震多発、以後6月まで時々地震多発。
2007年
(平成19年)
ごく小規模:
水蒸気噴火
1~3月。噴火場所は1979年第7噴火口。1月16~17日火山性地震増加(16日90回、17日164回)1月25日一連の活動中で最大の火山性微動発生(15~20秒の超長周期成分を含む)。地震波等の研究から、御嶽山直下へのマグマ貫入(深さ4kmまで上昇)に伴って山頂直下の地震が発生。
2014年
(平成26年)
中規模:
水蒸気噴火
9月27日11時52分頃噴火。噴火場所は剣ヶ峰の南西側。南西方向に火砕流が流下。27日11時41分頃から連続微動。これに先立つ9月10日から11日にかけて地震増加。
●降灰状況

●一般被害状況

消防庁

県 名 死 者
(人)
行方不明
(人)
負傷者(重傷)
(人)
負傷者(軽傷)
(人)
長野県 57 6 27 32
岐阜県 0 0 2 8

災害状況

 噴火場所は剣ヶ峰の南西側で、南西方向に火砕流が流下しました。この噴火による被害が大きくなった理由として、噴火時に多くの登山者が山頂付近にいたことがあります。紅葉の季節で天候にも恵まれた土曜日であったことなどから、登山者が特に多く訪れる時期でした。
 また、噴火時刻が11時52分頃と昼時であったことから、山頂で昼食・休憩を予定した登山者もおられたのではないかと推察できます。

御嶽山現地ヘリ状況写真【大地獄谷火口】 〈調査日時:平成26年9月29日12:00~14:30〉

●監視カメラが捉えた噴火

提供:国土交通省中部地方整備局


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